今回は世界一簡単な記憶術が動画で紹介されていました。
超簡単で今すぐできることと思いサクッとまとめてみました。
私たちは日ごろ、「自由にものを覚えたり、その記憶を引き出したりしたい」と思い、
「そんなことができる方法があればなぁ」と考えることがよくあるかと思います。
記憶を自由に操る方法はいくつかあるのですが、今回はその中でも「極めて簡単な方法」をご紹介します。
「90秒でできてしまう世界一簡単な方法」です。
1. 【世界一簡単な記憶術】90秒これをするだけで記憶力UP?
①「90秒記憶術」とは
今回ご紹介する「90秒記憶術」とは、
何かを記憶する時とそれを思い出したい時に「手を90秒間握る」方法です。
手をグーにして握るだけで記憶力がアップするんですね。
②「90秒記憶術」の研究
この「90秒記憶術」は、
「指先を使うと頭が活性化する」ということはかつてから言われており、
それを記憶する時にも使えないか?ということでこの方法が研究されました。
テント・クレア州立大学によって行われた研究で、
被験者に72個の単語を覚えてもらい、単語テストを実施しました。
被験者をグループを5つに分け、
グループ1:覚える時も思い出す時も右手を握ったグループ
グループ2:覚える時も思い出す時も左手を握ったグループ
グループ3:覚える時に右手、思い出す時に左手を握ったグループ
グループ4:覚える時に左手、思い出す時に右手を握ったグループ
グループ5:何もしなかったグループ
どれだけ記憶力に差が出るかを調べました。
手を握るのは、覚える前と思いだす前の90秒間です。
結果はというと、
グループ3の「覚える時に右手、思い出すときに左手を握ったグループ」が一番成績が単語テストの成績が良かったそう。
一応下にグラフを貼っておきます。
Renc/Lrecがグループ3となります。
出典:Getting a Grip on Memory: Unilateral Hand Clenching Alters Episodic Recall |
③「90秒記憶術」のやり方
以上の研究結果から、
「覚える時に右手、思い出すときに左手を90秒握る」ことで記憶力への効果が一番高くなると言えます。
図解すると、
覚える時に、右手を握る。
思い出すときに左手を握る。
てな感じでやっていただけるといいかと思います。
といっても、研究の被験者は右利きが多くそのせいで今回のような結果になった可能性があるので、
左利きの方は「覚える時は左手、思い出すときは右手」を握ってもらった方が良いかもしれません。
ちなみに、この「90秒記憶術」とは少し違ったやり方で記憶する「40秒勉強法」というものもあり、この2つを同時に行うとさらに記憶への定着が図れます。
「40秒勉強法」を簡単に説明すると、何かを覚えた直後に40秒間何もしないでそのことを振り返って記憶を定着させる方法です。
詳しいやり方は以下の記事をご覧ください↓
(1分ほどで読めるようにサクッとまとめています。)
④メンタリストDaiGoおすすめの本
それら体と脳の関係について書かれた本です。
⑤続きの動画
科学的に証明されている効率のいい勉強法10選
今回の「90秒記憶術」だけでなく、
科学的に証明された10もの勉強法が紹介されています。
※続きの動画を見るには、ニコニコ動画登録とメンタリストDaiGoさんのチャンネル登録が必要となります。
2. まとめ
今回は「世界一簡単な記憶術」として90秒手を握るだけの「90秒記憶術」をご紹介しました。
覚える前に右手を90秒間握り、思い出す前に左手を90秒間握る。
(左利きの方は逆。)
たったこれだけで、記憶力がUPするので是非一度お試しください。
お読みいただき有難うございました。
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